発売日: 2022/11/23
サックス奏者/マルチインストゥルメンタリストとして高い評価を受けるSam Gendel(サム・ゲンデル)が、江戸時代に発展した日本の伝統的な刺しゅうである「刺し子」の模様にちなんだ最新アルバム『blueblue』をリリース!!ドラムにCraig Weinribが参加した、反復と逸脱から導かれる絶妙な“揺らぎ”から産まれた重要作。
2022年にリリースし、高い評価を得た11歳の少女Antonia Cytrynowiczとの衝撃的なコラボーレーション・アルバム『LIVE A LITTLE』(品番:RINC90)に、未発表曲集『SUPERSTORE』(品番:ASGE43)や、Sam Wilkesとの共作『Music For Saxofone & Bass Guitar』(品番:ASGE35)といった数々のコラボレーション作品等、精力的なリリースと独自の音への探求を続けるSam Gendelによるニュー・アルバム『blueblue』がLeaving RecordsとastrollageのコラボレーションでCDリリースされる。
今作の大部分は、オレゴン州コロンビア川の支流に浮かぶ小屋に作られたスタジオで、孤立してレコーディングされたものである。ギターのメロディーをスケッチした後、5週間ほどでレコーディングを終え、その間に彼は川の潮の満ち引きを熟知するようになり、その有機的なリズムは、このアルバムに浸透している。また、今作を語る上で欠かせないのが名門ブルーノートからリリースした『Joel Ross / The Parable Of The Poet』にもドラマーとして参加したCraig Weinrib のキットワークである。Sam Gendelがオレゴンに滞在している間、遠距離でコラボレーションを行い創り上げられた。Craig Weinribによる素晴らしいブラシテクニックが、楽曲に更に輝きを与えている。
『blueblue』の反復と逸脱から導かれる絶妙な揺らぎはノスタルジックであり、拡大し続ける彼のカタログへの入り口として、重要な作品である事は間違いない。